いなべFM第78回 令和6年4月26日 :「デイサービス」

ページ番号1014124  更新日 令和6年6月5日

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いなべFM第78回 令和6年4月26日:「デイサービス」

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デイサービスでは、それぞれの事業所で利用者の方が楽しく過ごすことができるような工夫をしています。
今回は、デイサービス治田の里管理者、鈴木 直江さんへのインタビューです。

 

ゆったりとしたデイルームで機能訓練ができるデイサービス

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鈴木 直江さん

デイサービス治田の里は、治田小学校の隣にあった旧治田保育園を改装してできた事業所で、地域密着型の小規模デイサービスです。利用者様の定員は18名以下となっています。

ゆったりとしたデイルーム兼機能訓練室があることが特色で、エアロバイク、ペダルこぎ、マッサージ機なども取りそろえており、どれも自由に使用できます。また、疲れたときは、ベッドやリクライニングチェア、ソファーなどで休むこともできます。入浴は、利用者様に合わせて歩行が困難な方でも湯船に入ることができるリフト浴と一般浴との2か所があり、安全に配慮して、職員が入浴の見守りと介助をしています。昼食は、手づくりで温かい家庭料理を提供しています。デイルームと厨房は、夜間にオゾン発生器にて除菌と消臭を行い、日中は空気清浄機を稼働させて、感染症対策もしています。

思い出深いケースとして、Aさんのお話を紹介します。Aさんは、脳梗塞を発症し、入院中のリハビリで何とか立てるようになりました。退院後に治田の里を利用し、自宅では奥さんがAさんの日常生活の介助を行っていました。当初、Aさんはデイサービスに入浴のために仕方なく来られるという感じでした。奥さんも慣れない介護で大変そうでした。A さんは、言葉数の少ない方でしたので、こちらから声をかけるようにしました。Aさんは徐々に会話が増え、表情も性格も明るくなりました。ご自宅のことや、奥さんが介護を良くしてくださるということなどを話してくれました。リハビリの成果もみられ、Aさんも奥さんも喜んでいました。

利用をはじめて2年ほど経った、ある日のことです。朝、ご自宅へお迎えにあがると、奥さんの姿はなく、別のお部屋からAさんの声だけが聞こえます。奥さんは、Aさんと口げんかをされていたようで、奥さんは怒っていました。どうやらAさんは奥さんに命令ばかりしていて、直接奥さんには感謝の言葉を伝えていないようでした。代わりにデイサービスの職員から奥さんに、「Aさんはデイサービスでは、奥さんに感謝をしているとおっしゃられていますよ」と伝えると、奥さんの機嫌が直りいつもの奥さんに戻られました。その後Aさんは、奥さんに時々お礼を言われるようになったそうです。数年後にAさんはお亡くなりになられました。その後、偶然奥さまとお会いしたところ、「時々デイサービスの写真を見るのよ」と笑顔で話してくださいました。Aさんは最期まで、「また治田の里に通う」と言っておられたことをお聞きし、とてもうれしいしい思い出となりました。

まとめ

家族に直接感謝の気持ちを伝えるのは大切という、心に残るエピソードでした。

デイサービスでは、見学や体験もできます。デイサービスなどの介護サービスに関する問い合わせは、0594-86-7818いなべ市地域包括支援センターまでお問い合わせください。

インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。

 

このページに関するお問い合わせ

福祉部 長寿福祉課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7819 ファクス:0594-86-7865
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地