いなべFM第122回令和8年2月27日放送「訪問看護」について
いなべFM第122回令和8年2月27日放送「訪問看護」

訪問看護は、住み慣れた自宅で医療やケアを受けたいと願う方々にとって非常に重要な介護サービスですが、その役割や利用方法については、十分に知られていないかもしれません。訪問看護を行う専門職は、看護師のほかに、理学療法士や作業療法士などの職種があります。今回はナーシングホームももいなべ 管理者 濱地君代さんへのインタビューです。
緊急時には365日いつでも訪問します!

訪問看護は、利用者の自宅に訪問看護事業所の専門職が訪問し、サービスを提供します。 病気や心身の障がいのために、療養生活を必要とする方や終末期ケアを必要とする方で、かかりつけ医が訪間看護を必要と認めたすべての方が利用できます。
訪問看護師の活動は、多岐にわたります。 利用者の健康状態や病状の観察、治療の介助、休養の取り方や生活の仕方など家族への介護指導や相談、看取りも行います。 また、医療機関への入院・退院時には、今までの治療や生活が継続できるように連携し、支援をします。そして、24時間365日、緊急時にはいつでも相談や訪間ができる体制をとっています。 訪問看護師は、利用者だけでなく家族の不安にも応え、医療・福祉関係者などと連携をとりながら、利用者の療養生活を支えています。
印象に残っているエビソードを紹介させていただきます。 訪問看護では、入浴の介助をする機会が多くあります。「自宅のお風呂にゆっくり入りたい」と希望する方が多い一方、病気を持ちながら入浴することは、病状が急変することが多々あるからです。 がん終末期のAさんは、物静かな方でしたが、入浴が好きで、入浴介助の際に、なかなか普段は聞けない本音を話してくれました。湯船につかりながら、自分の人生の振り返りや残していく家族への思いなどをぽつりぽつりと話され、私は身が引き締まる思いでした。入浴介助を通して、一層Aさんへの理解が深まったように感じ、日々のケアでもAさんの思いを配慮することができました。しばらくして、Aさんはご自宅で家族に見守られながら、安らかにお亡くなりになりました。訪問看護師はいつでも何でも相談できるため、「心強い」という声をいただくことも多くあります。自分のこと、家族のこと、不安や困りごとなど、訪問看護師に相談をいただければ幸いです。
まとめ
訪問看護は、医療処置やリハビリを住み慣れた自宅で受けることができ、在宅医療・介護を希望される利用者や家族にとって、とても安心につながるサービスです。介護保険を利用して訪問看護を利用したい場合は、介護認定を受けておく必要があります。また、訪問看護指示書が必要となりますので、かかりつけ医に訪問看護の利用についてご相談ください。
*インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています
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