いなべFM第121回令和8年2月13日放送「ケアマネジャーの役割」について

ページ番号1015428  更新日 令和8年3月19日

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いなべFM第121回令和8年2月13日放送「ケアマネジャーの役割」

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ケアマネジャーは、介護が必要な方のために、心身の状況に応じた介護サービスが受けられるようにケアプランを作成し、サービス事業者との連絡・調整を行う専門職です。正式名称は「介護支援専門員」といいます。今回は、いなべ市社会福祉協議会ケアプランセンター ケアマネジャーの近藤香織さんへのインタビューです。

 

 

暮らしを支えるためのサービスを提供します

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ケアマネジャーは、介護が必要な方のために、本人や家族の困りごとを聞き、暮らしを支えるためのサービスの提案・調整を行う「つなぎ役」です。

夫婦2人暮らしで、進行性難病を患うAさんのエピソードを紹介します。

Aさんの病状は徐々に悪化し、入退院をくり返すごとに、介助が必要になることが増えてきました。令和7年の夏に入院したAさんは、嚥下(えんげ)機能が低下し、ひとりでトイレに行くことも難しくなっていましたが、退院後はできる限り自宅で過ごしたいという気持ちがありました。

Aさんの夫は、年齢と共に自身の体力も低下してきており、在宅での介護に不安を感じていました。離れて暮らす子どもは、「自宅で暮らし続けたいという母の気持ちを尊重したいが、介助する父の体力も心配」と、家族の思いも揺れ動いていました。病院のスタッフは、退院後は施設入所を勧め、家族は施設見学も済ませていました。在宅で過ごすことは難しい状況になったときには、Aさんの「できる限り自宅で過ごしたい」という思いに寄り添い、「看護小規模多機能型居宅介護」という介護サービスの提案を行いました。

看護小規模多機能型居宅介護とは、訪問看護やデイサービス、ショートステイ、訪問介護という4つのサービスを1つの事業所が提供します。そのため、いつもの見慣れた看護師、介護士の支援を受けられるというメリットがあります。また、急に状態が変わって自宅にいることが困難になった場合にも、ショートステイに切り替えるなど柔軟な対応ができます。状態や気持ちの変化がある中で、Aさんの思いを支えるにはどのようなサービスが合うのか、看護小規模多機能型居宅介護に移行した場合のメリットとデメリットを話し合いました。その結果、看護小規模多機能型居宅介護に移行し、自宅での生活を続けられることになり、Aさんのできる限り自宅で過ごしたいという思いはかなえられました。

 

 

まとめ

介護が必要な方が、自分らしく暮らせるようにサポートすることがケアマネジャーの役割です。サービス利用中も、その方の思いにマッチしているかどうか確認しながら、適切なサービスを提案します。また、家族は介護の中心的な役割を果たすことが多いため、ケアマネジャーは家族への情報提供や心理的サポートも重要な役割としています。

 

*インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています

このページに関するお問い合わせ

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