いなべFM第21回 令和3年11月26日：「ハートキャッチいなべ」

住民主体型訪問サービスとして、いなべ市には「ハートキャッチいなべ」があります。住民主体型訪問サービスは、「日常生活の困りごと」たとえば、食事・洗濯・掃除・買い物の代行や話し相手などを、手助けが必要な方（利用会員さん）と手助けができる方（提供会員）の市民相互のたすけあい活動として行うサービスです。「ハートキャッチいなべ」コーディネーターの落合夏代さんへのインタビューです。

ハートキャッチいなべは市民相互の助け合い活動です！

ハートキャッチいなべとは、私たちが住み慣れた地域で、安心して暮らしていけるために、手伝ってほしい人、手助けをしたい人が共に会員となり、対等な立場で関わりながら、助け合い活動を広げ、豊かに暮らせる地域づくりを推進することを目的として行っています。具体的な助け合いは（1）病気やケガ、加齢による肩・足・腰の痛みのため、浴室の天井の掃除や電球交換ができない。（2）運転免許の返納や福祉バスのバス停までちょっと遠い、ということで買い物になかなか行けない。（3）重たいものが持てなくなったので、掃除機が使えずほうきで掃いているだけではさっぱりしない、などさまざまです。そんな日常生活の困りごとをお聞きして、できるだけ依頼内容に沿った提供会員を派遣しています。お一人暮らしの方の増加に加え、コロナ禍で人との交流が途絶えてしまい、孤独を感じている方々が、ハートキャッチの訪問を楽しみにしてくれています。利用方法は年会費の1000円とチケット（1セット30分/250円の10枚つづり）をハートキャッチいなべ事業所でお買い求めいただき、利用会員登録をしていただきます。

人生100年時代、地域で支え支えられ、助け、助けられ、自分たちの地域に合ったやり方でいろんな知恵を絞って暮らしやすい地域にしていきたいと思います。是非、皆さんと一緒に地域を活性化、住みよいいなべ市にしていきたいと思います。

 

まとめ

このサービスは要介護状態の有無に関わらず、どなたでも利用できるサービスです。ハートキャッチいなべは支援に慣れた提供会員の方が、利用される方に「これはどうしますか？」などと1回ずつ意向を訊ねながらサービスを提供いただけ、また長いお付き合いの中で、ご本人さんとの信頼関係も結ばれていきます。ハートキャッチいなべへのお問い合わせは、この事業所まで直接お電話でお問い合わせください。お電話番号は、090-5638-8010です。いなべ市ホームページにもハートキャッチいなべについての内容を掲載していますのでご覧ください。

※インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。