いなべFM第2回放送:ふくし総合相談窓口「いなべ市地域包括支援センター」

ページ番号1010347  更新日 令和3年6月2日

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第2回放送:令和3年1月22日

小川センター長

地域包括支援センターは、地域の皆さんには、知っておいていただくと安心できる窓口です。
場所は市役所の一階にあり、社会福祉士、保健師、主任ケアマネジャーといった専門職が10名ほど勤務されています。今回は、センター長の小川美穂さんに、地域包括支援センターの仕事についてお伺いしました。

ふくし総合相談窓口「いなべ市地域包括支援センター」 について

小川センター長
(小川センター長)

いなべ市地域包括支援センターでは、介護・福祉に関する相談を受けています。やはり高齢者からの相談が多く、介護保険に関することはもちろん、将来に対して何となく不安があると相談に来られる方もみえます。相談することで話を聞いてもらいすっきりした、よかったと言っていただくこともあります。また、介護予防を目的に青空教室や、相談の中で生活やからだの状況について確認する基本チェックリストに該当された方には、介護予防教室をご紹介しています。例えば、青空教室では、健康づくりや仲間づくりを目的とした、運動と園芸などの趣味を活かすコースがあり、ご本人の状況に応じたコースをお勧めしています。実際に、介護予防教室を終了後、お元気になられて自信を取り戻された方が、介護予防教室のボランティアとして活躍されたり、地域の通いの場であるサロンに通われる方もみえます。

相談の一歩を踏み出すことから、介護予防の取り組みが始まります。健康や体力に少し自信がなくなったと思われる方は、一人で悩まず、まずはいなべ市地域包括支援センターへご相談ください。また、地域包括支援センターは介護保険のことだけでなく、幅広い年齢層の方に対して、福祉に関する困りごとの相談場所「ふくし総合相談窓口」であるということを、是非覚えていただけたらと思います。

まとめ

守山さん
(長寿福祉課 守山浩子)

実際に、教室利用をお勧めしても、どんなことをするのか、どんな人が参加しているのかといろいろ考えてしまい、「やっぱり行きたくない」という方はあります。そんな時には、まず自宅に訪問看護師や理学療法士などが訪問し、ご本人と一緒に運動に取り組み、自分に合った運動を覚えていただくことも可能です。支援の中で色々な人と交わるメリットをお伝えしたことで、通所型のサービスや教室利用につながったり、教室に参加してみたら、同級生やお友達と偶然再会し、継続利用につながった方もおみえです。
『教室を卒業後、地域のボランティア活動につながり、新しい自分の役割を見出す…』そんな一歩につながる相談の機会を、ぜひ大切にしていただきたいと思います。令和2年4月からは、市役所内だけでなく、三重北医療センターいなべ総合病院の医療相談室に地域包括支援センターの支所を開設しましたので、そちらもご利用ください。

第3回の放送は、令和3年2月12日(金曜日)で、
三重北医療センター いなべ総合病院 医療ソーシャルワーカー 大神英嗣さんにインタビューした内容を放送します。

このページに関するお問い合わせ

福祉部 長寿福祉課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7819 ファクス:0594-86-7865
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地