いなべFM第60回 令和5年7月28日 「四季の家」

ページ番号1013181  更新日 令和5年8月3日

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「四季の家」はいなべ市4町(員弁町、北勢町、大安町、藤原町)の決まった場所でボランティアスタッフの方が企画運営している集いの場所です。集まった人同士で体操をしたり、歌を歌ったり、おしゃべりしたりなど、自由に楽しい時間を過ごしながら交流しています。

「四季の家」代表の清水あさ子さんと副代表の畑中政子さんへのインタビューです。

さわやかサロン「四季の家」

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畑中政子さん 清水あさ子さん

平成23年6月に、「どなたが来ていただいてもよい、みんなの居場所づくり」を目標に、「四季の家」が始まりました。最初の参加者は北勢町で数名でしたが、藤原町・員弁町・大安町と順次開所されました。各町とも開催日時は違いますが、それぞれ月2回ずつ開いています。コロナ禍前は午後3時まで、弁当やコーヒーを楽しむ時期もありました。時には中学生のブラスバンド、子どもたちを交えた民謡や三味線、お能、弦楽四重奏の演奏など、地域の方々との交流も図っていました。令和4年からは、コロナ感染予防対策をしっかりしながら、各サロン共に個性豊かな特色を活かし楽しく集っています。各町の共通の活動内容は、ラジオ体操に始まり、転倒予防の「貯筋体操」、滑舌を良くする「口体操」、認知症予防の軽い「脳トレ」など、時にはゲーム、俳句・川柳、ものづくりなどを取り入れ、懐かしい歌を歌ったりして楽しい時間を過ごすことです。その日の最後には、「さわやかサロン四季の家」という歌を歌って終了します。

昨年は11年目を迎え、いなべ市から表彰状をいただきました。「四季の家」一同、とてもありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。「四季の家」に参加していて、心に残ったことをお話します。「四季の家」に参加し元気になられ仕事に戻られた方、参加者からスタッフの仲間に入ってくださった方など、とても嬉しいこともありました。平成26年10月、当時北勢線の存続が危ぶまれていたとき、94名の仲間と「北勢線に乗ろまいか」と題して、みんなで歌声電車に乗った時のことも、とても楽しい思い出の一つです。そして念願だった送迎の件ですが、昨年「あじさいまごころ隊」という送迎支援の会ができ、現在、「四季の家」からも10数名の方が喜んで利用されています。とてもうれしく、ありがたいことです。「四季の家」はいつ、どなたが来ていただいてもよい、参加費無料の自由なところです。皆さんの笑顔に支えられ支え合う、そんなみんなの集いの場所、居場所づくりを目指しています。今後もコロナ感染予防などを心がけ、誰もが楽しく集い合える、そんな居場所づくりに励んでいきたいと思います。これからも「四季の家」にご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

まとめ

「四季の家」開催場所は、北勢町「北勢市民会館2階視聴覚室」、員弁町「員弁老人福祉センター1階活動室」、大安町「イオン大安2階大安ホール」、藤原町「ふじわら高齢者生活支援センターいこい」で行っています。いなべ市の方ならどの場所でも利用可能です。

「四季の家」に関するお問い合わせはいなべ市社会福祉協議会 地域福祉課 電話0594-41-2945までお願いします。※インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。

このページに関するお問い合わせ

福祉部 長寿福祉課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7819 ファクス:0594-86-7865
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地