ふるさと納税返礼品提供事業者インタビュー vol.8 いなべ自然楽校

ページ番号1010317  更新日 令和3年2月1日

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vol.8 いなべ自然楽校

青川

員弁川、青川、藤原岳、竜ヶ岳…
いなべには身近に楽しめるアウトドアフィールドが、たくさんあります。また、地域の公園や雑木林、並木道など、日常生活と自然は常に隣にあります。
今回は、いなべの暮らしと密着した自然環境を活かし活動する団体「いなべ自然楽校(通称イナスク)」をご紹介します。

 

活動拠点

出口省吾さん

さまざまな取り組みを行うイナスクですが、いなべの木を長く使い、持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献することが活動の軸となっています。
代表の出口省吾さんは、「地域の木材を使って製品をつくることで、いなべだけでなく地球全体の環境の保護にもつながる可能性があります」と話します。

間伐材

間伐

危険木伐採での事故防止などにとどまらず、森林を適切に間伐することで、災害に強い山づくりにもつながります。さらに、地域内での木材の流通は、外国からの輸入に比べて運搬時の化石燃料の使用が少なく、地球温暖化対策も期待されます。

先日は落ち葉が問題となっていたケヤキをイナスクが伐採し、製品化したそう。このように本来、廃棄物となっていたものを、団体が有効活用することで着実に環境への負荷が軽減されています。

 

製作したベンチ

返礼品のまな板

ふるさと納税の返礼品は、出口さんはじめ団体の皆さんが地球環境・いなべの自然・人に想いを寄せて製作したもの。1点1点丁寧に手作りされています。
使っていただく皆さんにより喜んでもらえるよう、軽量化などの改良も重ねています。


最後に、ふるさと納税の寄附者の皆さんへメッセージをいただきました。
「私たちはいままで使われなかった地元の木を使っています。森を元気にし、地球に良い活動に共感していただけばうれしいです」

現在は、ケヤキのベンチ、ヒノキのまな板、ミニカホン(木製の打楽器)を取り扱っています。
社会・環境・経済の循環を目指す活動から生まれたいなべの木のぬくもり。ぜひ一度手にとってみませんか?

 

【撮影場所】
いなべ自然楽校ほか
電話: 代表出口省吾 080-5158-4730
【撮影ご協力】
いなべ自然楽校
【インタビュー及び撮影】
いなべ市役所企画部政策課
(提供写真 いなべ自然楽校)

このページに関するお問い合わせ

農林商工部 商工観光課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7833 ファクス:0594-86-7869
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地