ふるさと納税返礼品提供事業者インタビュー vol.5 夢畑家

ページ番号1009996  更新日 令和2年9月7日

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vol.5 夢畑家

いなべ市北勢町で、餃子製造業を営む株式会社夢畑家。
1個15グラムと小ぶりで子どもから高齢者まで食べやすい餃子は、「夢やん いなべ餃子」として全国にたくさんのファンがいます。
今回は、代表取締役の伊藤守さんに、お話を伺いました。

伊藤守さん

「夢やん いなべ餃子」は、ニンニク入り、ニンニクなし、梅の3種類。
ニンニク入りはジューシーなうまみがたっぷり。ニンニクなしは臭いが気になるときにおすすめ。皮が紅色の梅はさっぱりと爽やかな風味です。
それぞれに特徴がありますが、どれも国産野菜と地域のブランド豚「さくらポーク」を使い、パリっとした皮の食感と、じゅわっと肉汁が染み出すタネを味わえます。

夢やん いなべ餃子

夢やん いなべ餃子

皮の色が白と紅なので、入学式などのお祝いに食べる人が多いそう。

「今夏は高校野球が中止になってしまいましたが、市内のいなべ総合学園高等学校が出場するときは、紅白の餃子を野球ボールのように並べてお祝いしてみてもいいですね」
と話す伊藤さん。さまざまなアイデアでいなべ餃子を広めようとしています。

「思いついたらすぐに実行します。失敗を気にせず、楽しんですることが大事」
贈り物に使いやすい熨斗風のパッケージにしてみたり、市内外のイベントに出店したり。観光客が多く訪れる市内産直所での販売も行っています。

イベント出店

地域の魅力を餃子で伝える

伊藤さんが餃子づくりを始めたのは、「いなべをPRしたい」という想いから。

夢畑家を創業する前、伊藤さんは市職員として、耕作放棄地活用やそばを使った地域おこし業務などを通し、いなべの魅力を市外へと発信していました。

54歳で早期退職してからも、地産品を使った飲食店を市内外で経営するなど、いなべの名前を全国に広める仕事に携わっています。餃子製造も、同じ目的で行っているそうです。

材料は地元のさくらポーク。
梅味は市内にある東海地区最大級の梅林を持つ梅林公園からイメージしたもの。
食べた人が、いなべを意識するきっかけにつながります。

 

梅林公園

「この餃子で、「いなべ」の名前を知ってもらいたいですし、訪れて欲しいですね」
伊藤さんは、返礼品とともに、市内の観光パンフレットを同封しているそう。寄附だけにとどまらない地域との関係づくりを目指しています。

最後に、ふるさと納税制度への想いと寄附された皆さんへのメッセージをいただきました。
「ふるさと納税は本来返礼品で寄附先を選ぶのではなく、「想い」で選ぶものだと思います。寄附にご協力いただく皆さんには、いなべに「想い」で関わり、面白い魅力的なまちだと感じてもらいたいです」

夢やんいなべ餃子

夢やんいなべ餃子

一口食べればいなべを感じる、ここにしかない3種類の餃子。
ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

【撮影場所】
株式会社夢畑家

【撮影ご協力】
株式会社夢畑家 伊藤守さん

【インタビュー及び撮影】
いなべ市役所企画部政策課
(ー部提供写真)

このページに関するお問い合わせ

農林商工部 商工観光課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7833 ファクス:0594-86-7869
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地