いなべFM第132回令和8年7月24日放送「パーキンソン病の治療」について

ページ番号1016295  更新日 令和8年10月1日

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いなべFM第132回令和8年7月24日放送「パーキンソン病の治療について」

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第131回では医療技術の向上により、パーキンソン病の早期診断ができるようになったとお話しいただきました。今回も、三重北医療センターいなべ総合病院 脳神経内科医師 家田俊明さんによる「パーキンソン病の治療について」のお話です。

 

パーキンソン病は新しい治療も開発されています

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パーキンソン病は、ドパミンという神経伝達物質の働きが悪くなり、手足がうまく動かないといった症状が出ます。パーキンソン病の治療として、(1)ドパミンを補う治療 (2)ドパミンの働きを助ける治療、この2つがあります。

40~50歳代で発症した場合は、運動機能の低下が強くみられるので、ドパミンを注射や内服薬で補う治療が必要になります。一方で、70~80歳代で発症する手足のふるえや歩きにくさといった症状は、年齢的な衰えによってドパミンの働きが弱くなることによるものなので、ドパミンが低下しても多少は働きが残されていることが多いです。この時、最初からドパミンを補うと、ドパミンをたくさん取りすぎてしまう場合があります。パーキンソン病は、運動機能が悪くなる病気ですが、ドパミンが足りないからといってたくさん補いすぎると、今度は不随意運動が出てきてしまいます。

最近発売された薬は、年齢とともに徐々にドパミンの働きが弱くなる70~80歳代の患者さんに対して、ドパミン過剰摂取を防ぐことができるため、非常に有効です。日々、医療は進歩し、パーキンソン病もいろいろな治療が開発されています。

 

まとめ

パーキンソン病は、早期に発見し治療を開始することで進行を遅らせ、長く質の高い生活を送ることが可能です。パーキンソン病について、心配なことがありましたら、まずはかかりつけ医に相談し、専門医である脳神経内科医を受診するのもひとつです。             

 

*インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています

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