3月 イヌノフグリ

ページ番号1001030  更新日 令和2年12月19日

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イヌノフグリ(オオバコ科)

写真:イヌノフグリ(オオバコ科)

畑や道ばたなどに生える2年草で、茎は下部で枝分かれして横に広がります。春に上部の葉腋に直径3ミリから4ミリの小さな淡紅紫色の花を1個つけます。よく似た花として、外来種のオオイヌノフグリとフラサバソウがあります。前者の花は直径が1センチメートルと大きく色は藍色で、後者の花の大きさはイヌノフグリとほぼ同じですが、色が淡青紫色で葉にたくさんの毛が生えているところから区別できます。和名は、果実の形が犬のふぐり(陰嚢)に似ているところからつけられました。
イヌノフグリは古来から日本にある在来種ですが、外来種のオオイヌノフグリやフラサバソウに押されて、現在、市内では山間部でわずかに見られるのみとなっています。
 

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