5月 イブキシモツケとクロハナムグリ

ページ番号1001021  更新日 平成29年3月9日

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イブキシモツケ(バラ科)とクロハナムグリ(コガネムシ科)

写真:イブキシモツケ(バラ科)とクロハナムグリ(コガネムシ科)

イブキシモツケは、山地の日当たりのよい岩礫地に生える、高さ1メートルから1.5メートルの落葉低木です。
葉の表面にしわが多いので、類似種との見分けができます。
春に枝先に直径3センチメートルほどの散房花序を出し、白い小花を多数つけます。

クロハナムグリは、春から夏にかけて、全国の広葉樹林やその周辺で見られる、体長11ミリメートルから14ミリメートルの小型のコガネムシです。
花に集まるハナムグリの仲間では、体が緑色で白い斑点のあるコアオハナムグリが圧倒的に多いのに対し、本種はまれにしか見つかりません。

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