11月 マムシグサの仲間

ページ番号1000996  更新日 平成30年7月14日

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マムシグサの仲間(サトイモ科)

写真:マムシグサの仲間の実

山地や原野の木の下に生える多年草です。
地上部の茎のように見えるものは花序の柄と葉柄の下部が重なったもので、偽茎といいます。本当の茎は地下にある平たい円形をした球茎です。偽茎には紫褐色のまだらがあり、これがマムシの体の模様に似ているところから、マムシグサと呼ばれています。
花のように見えるものは花の集まりで、中心にある花序軸に雄花あるいは雌花がつき、それらを仏炎苞が包んでいます。
雌雄異株で、栄養状態により雌雄が決まり、雌株には秋に赤い果実が花軸にびっしりとつきます。
マムシグサの仲間(テンナンショウ属)には多くの種類があり、正確に区別するのは困難です。

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