8月 カラスアゲハ
カラスアゲハ(アゲハチョウ科)
春から秋に丘陵から山地で見られ、よく水が染み出した山道に降りて吸水しています。幼虫はコクサギ、カラスザンショウなどのミカン科の木の葉を食べますが、栽培種のミカン類は好まないため、市街地ではあまり見ることができません。
翅表は金属緑色をおび、前翅裏面には逆三角形の白色帯があります。よく似たミヤマカラスアゲハは、この白色帯が直線的です。またミヤマカラスアゲハは後翅の裏面にも白色帯がありますが、カラスアゲハにはこれがないことでも区別できます。
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