3月 ハナイバナ

ハナイバナ(ムラサキ科)

畑や道ばたでふつうに見られる高さ10センチメートルから15センチメートルの1年草または2年草です。
茎には上向きの毛があり、葉の表面にはしわがあります。
早春から秋にかけて茎の上部の葉腋に淡青紫色の小さな花をつけます。
キュウリグサに似ていますが、根生葉には柄がなく、キュウリグサのような渦巻状の花序をつけないことから区別できます。
和名は「葉内花」の意で、葉と葉の間に花を咲かせることからつけられました。

• 藤原岳自然科学館
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