1月 クズ(冬芽)
クズ(マメ科)葉痕
山野にごくふつうに生えるつる性の多年草で、秋の七草の一つです。
夏から秋に葉腋から花序を出し、赤紫色で蝶形の花が下から咲きのぼります。
肥大した根からとったでんぷんが葛粉(くずこ)ですが、大和(奈良県)の国栖(くず)が産地であったことによるものと言われています。乾燥した根は、風邪薬の葛根湯(かっこんとう)として利用されます。
葉の落ちた痕が、お地蔵さんの顔のように見えます。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会 自然学習室 [藤原文化センター]
電話:0594-46-8488 ファクス:0594-46-4312
〒511-0511 三重県いなべ市藤原町市場493番地1