4月 タキミチャルメルソウ

ページ番号1009396  更新日 令和2年4月20日

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タキミチャルメルソウ(ユキノシタ科)

写真:タキミチャルメルソウ

山地の谷川沿いの湿ったところに生える多年草です。
葉は根生し、長い葉柄があります。
春に高さ20センチメートルから30センチメートルの花茎を伸ばし、上部に多数の赤褐色の小花をつけます。花弁はふつう線形で、他のチャルメルソウのように羽裂しません。
この仲間に共通なチャルメルソウという名は、開いた果実の形を中国楽器のチャルメラに例えたものです。藤原町の聖宝寺境内にある鳴谷滝で最初に記録されてタキミと冠されたという由来があり、いなべ市とは縁の深い植物のひとつです。

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