自然学習園 ふるさとの森

ページ番号1001783  更新日 令和6年3月26日

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自然学習園「ふるさとの森」の案内

ふるさとの森から臨む春夏秋冬の藤原岳

3月18日、「自然学習園 ふるさとの森」が環境省の自然共生サイトに認定されました。

藤原岳自然科学館に隣接する「自然学習園 ふるさとの森」が、令和6年3月18日に、環境省の自然共生サイトに認定されました。

【自然共生サイトとは】
「企業・団体・個人・自治体による様々な取組により、生物多様性の保全が図られている区域」を環境省が認定する制度で、30by30の目標を達成するために令和5年4月から始まった取組です。

【30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは】
2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
生物多様性条約第15回締約国会議(COP15、2022年12月カナダ・モントリオール開催)において採択された新たな世界目標であり、生物多様性国家戦略2023-2030(令和5年3月策定)においても、主要な目標として掲げられています。

 

ふるさとの森の自然共生サイト認定のニュースとふるさとの森のようすが、3月18日にCTY「ケーブルNEWS」で放映されました。

「いなべの自然みっけ隊」はいなべ市の広報番組「いなべ10」で月1回放送されている自然を紹介するコーナーです。
これまで放送された「いなべの自然みっけ隊」で「ふるさとの森」を紹介したものを集めました。

イラストマップ:自然学習園「ふるさとの森」

ふるさとの森の4区画に立っている看板です。主な花の咲く時期と場所が書いてあります。

ふるさとの森に設置した看板

ふるさとの森は、開発などによって失われていく郷土の自然と藤原岳や御池岳に見られる好石灰岩性の植物群落を再現し、市域の自然の豊かさと素晴らしさ、大切さを後世に伝えていくことを目的につくられました。

三重県北部地域の本来の自然を生態学的に見ると、藤原岳や御池岳の石灰岩地を再現したロックガーデン、シデやモミジ類を中心とした落葉樹林のシデ・モミジ林、シイやカシ類を中心とした照葉樹林のシイ・カシ林、コナラを中心にした雑木林のコナラ林の四つに分かれます。
ふるさとの森は、約1ヘクタールの敷地に、この地方に生育する樹木を四つの生態系区画に分けて植栽し、林床にはそれぞれの生態系に見られる草本類を植栽しています。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会 自然学習室 [藤原文化センター]
電話:0594-46-8488 ファクス:0594-46-4312
〒511-0511 三重県いなべ市藤原町市場493番地1