6月 ゲンジボタル

ページ番号1009680  更新日 令和2年6月5日

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ゲンジボタル(ホタル科)

写真:ゲンジボタル

5月末から6月にかけて平地から山地の小川で見られる日本を代表するホタルです。幼虫は砂礫底がある流水中で巻貝の一種であるカワニナを食べて育ち、春の雨が降る夜に上陸して、土の中で蛹になります。
体色は黒色ですが、前胸背は赤色で、中央に十字架形の黒い模様があります。尾部には淡い黄緑色をした発光器官があります。オスは尾部の先端にある2節が発光しますが、メスは1節のみが発光します。オスとメスは発光によって交信して出会い、交尾を終えたメスは川岸のコケの中に産卵し、一生を終えます。

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