3月31日 いなべ市のネコギギ保護の取り組みが、「日本水大賞」の環境大臣賞を受賞！

No.1012883
令和5年3月31日

内容

いなべ市の国指定天然記念物ネコギギ保護の取り組みが、公益社団法人日本河川協会「日本水大賞」の環境大臣賞を受賞しました。

日時

3月31日（金曜日）に、公益社団法人日本河川協会「日本水大賞」のホームページにて発表
表彰式・受賞活動発表会は令和5年6月13日（火曜日）
会場：東京都江東区 日本科学未来館

特記事項

今回受賞したのは公益社団法人日本河川協会『日本水大賞 環境大臣賞』です。 ※「日本水大賞」のホームページ https://www.japanriver.or.jp/taisyo/
環境大臣賞は「人と健全な水環境のふれあい、水生生物の生息環境の保全に関わる活動など」で、特に優れたものに授与される賞です。

＜受賞内容＞
活動主体の名称 ： 三重県いなべ市教育委員会
活動名称 ： 国指定天然記念物ネコギギ（淡水魚）の川での復活を目指して
賞の名称 ： 環境大臣賞 

＜活動の概要＞
本活動では、ふるさとの川にすむ「国の天然記念物」の淡水魚「ネコギギ」の復活を目指し、市の教育委員会を中心に、専門家や関連行政部局、学校と協働して、大規模な飼育増殖（生息域外保全）、生息環境の保全・創出、地域での環境学習などを10数年にわたり総合的に展開しています。
ネコギギはナマズの仲間で三重県、愛知県、岐阜県にのみすむ日本固有の淡水魚で、環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類の保全価値の高い魚です。員弁川水系（いなべがわすいけい）は三重県北勢地域でわずかに残るネコギギがすむ川の一つです。
大学教授等の専門家から指導を受け研究機関等とも連携して科学的根拠を持ち、地域に密着しながら事業を継続していることが、いなべ市のネコギギ保護活動の大きな特色です。