水谷建設株式会社
土木工事を通じて地域のインフラを守り、「住み続けられるまちづくり」に取り組む
昭和21年の創業以来70年以上地域に密着し『顧客及び地域住民から信頼される施工を提供する』という経営方針を掲げる「水谷建設株式会社」の事業概要とSDGs取り組みを紹介します。
公共工事をはじめ、民間の土木建築関連工事を行う
水谷建設は、いなべ市を拠点に、三重県、いなべ市等を主とする公共工事をはじめ、民間の土木建築関連工事を行っています。
公共工事では、道路事業・砂防事業の土木工事を主としており、いなべ市地域のバイパス整備事業を実施するなど、大型の公共インフラ工事も行っています。民間工事では、大手民間法人の工場整備等に係る土木工事を中心に行っています。
土木、建築、管工事施工管理技士を始め、各種の資格を持った経験豊富な従業員を有し、主に土木工事を得意とする一方、舗装工事やとび土工(橋梁修繕)、落石対策法面工事などの専門工事にも幅広く対応しています。
自然を生かしたグリーンインフラ整備事業にも取り組む
その他、いなべ市の進める観光施設整備事業へ参加し、いなべ市の川や山などの豊かな自然を生かしたアウトドアキャンプ場のグリーンインフラ整備にも近年取り組んでいます。森林放棄地の整備による森林資源のビジネス活用は、環境維持はもちろん、地域の産業創出にもつながっています。
防災協定を締結し、災害応急対応にも取り組む
同社は、国土交通省・(独)水資源機構・三重県との緊急連絡応援体制として防災協定を締結しており、災害発災時に地域の復旧活動に取り組んでいます。特に、積雪時には、行政からの要請に応じて除雪作業を行い、地域住民の生活インフラを守っています。消防署からの要請で重機を活用した人命救助を行った実績もあり、地域住民が安心して生活できる環境の維持を目指して活動しています。
また、災害発生時だけでなく、地域住民の防災意識の向上にも積極的に取り組んでおり、起震車による震度体験イベントなども実施しています。
地域と連携した教育機会の提供
同社では、平成27年8月と平成27年10月に、学校防災交流事業・総合学習の一環として、宮城県女川町立女川中学校の生徒といなべ市立藤原中学校の生徒、いなべ市立立田小学校の生徒を施工中の現場へ招待し、現場見学会・現場作業体験を実施しました。東日本大震災を経験した宮城県女川町の中学生と交流することは、地域の小中学生にとって、災害がより身近なものとして感じる大変貴重な機会となったとの声が寄せられました。
その他にも、同社では従業員が実際に地元の高校に出向いて出前授業を行うなど、今後の地域を支える子どもたちを育てる活動を積極的に実施しています。
従業員のスキルアップによる働きがいの向上
同社では、従業員向けの研修会を定期的に開催しています。現場作業員の負担を軽減するため、事務職員を中心に「建設ディレクター」資格の取得を推奨しています。
これまで、現場作業員が行っていた事務作業を事務職員に集約して実施することで、会社全体の残業時間削減や従業員自身の働きがいの向上につなげています。
その他にも、現場の重機に最新式のICT建機を導入することで、これまで熟練者のみが担っていた現場作業を経験の浅い若手が積極的に取り組めるようになり、従業員の働きがいの向上につながっています。
水谷建設株式会社 の「SDGsの取り組み方針書」
事業者概要
代表者:水谷 隼
所在地:三重県いなべ市大安町石榑南1025番地
創業:昭和21年1月
事業内容:公共工事/一般工事 土木、建築、舗装、造成、砂防、橋修繕、とび土工、造園、石、塗装、鋼構造物、水道施設、外構、解体、リフォーム等
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このページに関するお問い合わせ
農林商工部 商工観光課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7833 ファクス:0594-86-7869
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地