8月 オトギリソウ

ページ番号1000957  更新日 令和2年12月19日

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オトギリソウ(オトギリソウ科)

写真:オトギリソウ(オトギリソウ科)

日当たりのよい山野に生える高さ30センチメートルから60センチメートルの多年草です。
夏から秋に茎の頂部を分枝し、直径2センチメートルほどの黄色の5弁花をつけます。花は1日花で、朝開いて夕方にはしぼみます。
オトギリソウの仲間の葉や茎、花には薬効成分を含む腺体があり、茎や葉を油に浸したものを切り傷や神経痛などの薬にします。弟切草(おとぎりそう)という名も、この草を鷹の傷を治す秘薬としていた鷹匠が、その秘密をもらした弟を切ったという伝説から来ています。

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