FX取引 20歳代のトラブルが急増しています

売却利益を目的に仮想通貨を購入したところ、儲かるどころか支払ったお金も戻ってこないというような相談が多数寄せられています。

【事例1】
高校の先輩から「儲かる」「人に紹介するとマージンがもらえる」と勧められ、バイナリーオプションを契約。
お金が無いというと、ネットの消費者ローンを紹介され、50万円借金をして支払った。
「儲かる」といわれていたが、まったく儲からず、借金の返済ができない。
この業者は無登録で海外業者という情報をネットで見つけた。（20代 男性）

【事例2】
投資関係のブログで、バイナリーオプションの書き込みを見た。
短期間で利益を得られるようだったので、入金をした。
その後数回取引をして、数万円の儲けがあったが、その業者が無登録だという情報を見つけ不信感を抱き、
最初の入金分の引き出しを業者に申し込んだが、連絡が取れなくなった。（20代 男性）
 

• バイナリーオプション取引とは、為替相場等が上がるか下がるかを予想し、当たれば一定額を受け取り、外れれば投資したオプション料の全額を失うというリスクが高い取引です。
• 金融商品の取引をおこなう業者は金融庁に登録が必要となります。
  海外の業者でも、日本の居住者に対して金融商品取引をおこなう場合は、金融商品取引業の登録が必要です。
  無登録の海外所在業者は、業務実態等の把握が難しく、トラブルが生じた際も追及が困難です。
• 知り合いだからといって、勧誘を鵜呑みにせず、リスクを十分に理解できない場合は取引しないようにしましょう。