小学生や中学生によるオンラインゲームでの無断課金にご注意ください

ページ番号1014038  更新日 令和6年4月19日

印刷 大きな文字で印刷

スマートフォンやタブレット端末での小学生・中学生の無断課金に関する相談が増加しています

「子どもが無断でオンラインゲームに課金してしまった」という保護者からの相談が多く寄せられています。特に、スマートフォンやタブレット端末での小学生・中学生の無断課金に関する相談が多く寄せられています。
 

【事例1】
母親のスマホを母親のアカウントにログインした状態で小学生の娘に貸したところ、娘がアカウントのパスワードを変更して登録されたクレジットカードでゲーム課金をしてしまった。

【事例2】
日頃から小学生の息子に母親の古いスマホを自宅のWi-Fiにつなげて使用させていた。課金には母親の指紋認証が必要な設定にしていたが、母親のアカウントにログインした状態であったため息子が自分の指紋を追加登録して約5万円ゲーム課金してしまった。

【事例3】
母親名義で契約し中学生の息子を利用者登録したスマホを息子に使用させていたところ、5か月間でキャリア決済で約5万円ゲーム課金してしまった。キャリア決済の上限額を引き下げることができるとは知らなかった。

【事例4】
中学生の息子が、息子のスマホで1年前から総額55万円をゲームに課金していた。数年前に母親がゲーム課金以外の目的で息子のスマホにクレジットカード番号を入力したことがあったが、そのクレジットカード番号で息子はゲーム課金をしたようだ。
 

保護者の方へのアドバイス

  • 保護者のスマホで遊ばせる場合は、保護者のアカウント(AppleやGoogleなど)は必ずログオフしましょう。
  • 保護者の古いスマホや子ども専用のスマホで遊ばせる場合は、子ども専用のアカウントを作成し、「ペアレンタルコントロール」機能を利用して保護者が管理しましょう。この機能で課金を承認制に設定できます。
  • スマホのアカウントとキャリア決済のそれぞれに、決済時の承認(パスワード、指紋認証、顔認証など)を設定しましょう。パスワードはお子さんが類推できない文字列で設定しましょう。
  • クレジットカードは保管場所に注意が必要です。また、子どものスマホにクレジットカード情報を入力した際は忘れずに削除して下さい。
  • キャリア決済は必要に応じて上限額を低くしましょう。子ども用のスマホを契約する際には特に注意が必要です。
  • 民法では、未成年者が保護者の同意なく契約した場合は取り消すことができます。ただし、子どもが保護者のアカウントでログインしたスマホで課金した場合は、アカウントの所有者である保護者が決済を行ったとみなされる場合もあります。
  • トラブルが生じた場合は、消費生活相談窓口までご相談ください。

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

農林商工部 商工観光課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7833 ファクス:0594-86-7869
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地