6月 マルミノヤマゴボウ
マルミノヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)
山地に生え高さ1メートルほどになる大型の多年草です。「山ごぼう」の名で漬物として売られているは、モリアザミの根で、本種は有毒です。夏に直立した花茎を伸ばし、多くの淡紅色の花を総状につけ、果実は初秋に紫黒色に熟します。
中国原産とされるヤマゴボウの果実が8個の分果に分かれるのに対し、本種の果実はほぼ球形なので、マルミノヤマゴボウといいます。
人里に多い、北米原産で同じく有毒のヨウシュヤマゴボウは、茎が赤みを帯び、花穂が垂れ下がります。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会 自然学習室 [藤原文化センター]
電話:0594-46-8488 ファクス:0594-46-4312
〒511-0511 三重県いなべ市藤原町市場493番地1