3月 イヌシデ

ページ番号1010546  更新日 令和3年3月18日

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イヌシデ(カバノキ科)

写真:イヌシデ

山地や丘陵の雑木林でみられる高さ15メートルほどになる落葉高木です。葉は互生で、先端は鋭くとがり、ふちには細かく鋭い重鋸歯があります。雌雄同株で春、葉の展開と同時に開花します。黄褐色の雄花序は前年枝から垂れ下がります。雌花序は葉芽とともに冬芽の中に入っていて、葉といっしょにのび出してきます。果実は果苞がまばらにつき、秋に熟します。
四手(しで)とは玉串やしめ縄などにつけて垂らす白い紙のことで、花穂のようすを四手に見立てたのが和名の由来です。

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