7月 タケニグサ

ページ番号1001063  更新日 平成29年3月9日

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タケニグサ(ケシ科)

写真:タケニグサ(ケシ科)

山野の日当たりのよい荒地や道ばたに多い、高さ1メートルから2メートルになる大型の多年草です。
和名は、茎が中空で竹に似ているところから来ているといわれます。
茎や葉を切ると出る黄色の乳液は有毒で、害虫の駆除に用いられました。
花には花弁がなく、つぼみのとき白く見えるのはがく片で、開花とともに落ちます。
裸地にいち早く進出するパイオニア植物で、他の植物が繁茂すると、姿を消していきます。

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