【北勢線】北勢線の支援と現状

ページ番号1011218  更新日 令和5年9月6日

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北勢線の支援経緯と現状

支援経緯

北勢線は、平成12年7月に近畿日本鉄道株式会社の廃線表明により廃線の危機を迎えました。この存続危機に沿線住民の熱い要望を受け、平成15年度から平成24年度までの10年間は沿線市町、国、県が運行支援することを条件として、三岐鉄道株式会社が運営を継承しました。

この支援期間中に、駅統合・整備、無料駐車場・駐輪場整備、車両冷房化、ダイヤ増便など施設面の改善や、利用促進イベントの実施や啓発の取り組みにより、乗客数は存続当初と比較して増加傾向に推移し、年を追うごとに収支も改善していました。

平成25年度からは営業赤字額は減少しているものの、自立運行には至らない厳しい事業運営が続いており、暫定的な沿線市町の支援のもと、現在も走り続けています。

現状

北勢線乗客数は沿線住民の皆さまと三岐鉄道株式会社、沿線市町が力を合わせ様々な取り組みを行った結果、増加傾向で推移していました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、沿線の学校休校や企業のテレワークの他、出控え、周辺イベントの中止等があり、乗客数が激減しており深刻な状況です。
 

このまま乗客数の減少が続くと、市民の皆さまの日常生活・社会生活の重要な移動手段である北勢線の維持存続に大きな影響を及ぼします。

北勢線では、乗客の皆さまが安全で安心して利用していただけるよう新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みを実施していますので、感染予防をしながら利用していただき、公共交通の維持確保のために支えていきましょう。

 

関連情報

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このページに関するお問い合わせ

都市整備部 交通政策課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7808 ファクス:0594-86-7870
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地