10月29日 日本水大賞環境大臣賞受賞記念「ネコギギ保全シンポジウム」を開催

ページ番号1013377  更新日 令和5年10月16日

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No.1013377
令和5年10月6日

内容

いなべ市制20周年 日本水大賞環境大臣賞受賞記念「ネコギギ保全シンポジウム~ネコギギ保護をとおして ふるさとの未来へつなぐ~」を開催します。~申し込み受付中~

日時

令和5年10月29日(日曜日) 13時00分 から 16時45分 まで

場所

藤原文化センター 2階 市民ホール

特記事項

今年度、いなべ市教育委員会は10数年にわたるネコギギの保護増殖活動が評価され、日本水大賞環境大臣賞を受賞しました。
ネコギギはナマズの仲間で愛知県、岐阜県および三重県の川の中上流域のみにすむ、体長10cmほどの国指定天然記念物の淡水魚です。三重県最北部に位置するいなべ市を流れる員弁川(いなべがわ)とその支流にすむネコギギが絶滅の危機にあることがわかり、いなべ市では室内繁殖と放流による復活を試みています。
大学教授等の専門家から指導を受け研究機関等とも連携して科学的根拠を持ち、地域に密着しながら事業を継続していることが、いなべ市のネコギギ保護活動の大きな特色です。
また今年度は、ネコギギ保護の学習を進めているいなべ市立十社小学校も野生生物保護功労者表彰 環境省自然環境局長賞を受賞しています。
今回これらの受賞を報告し、いなべ市内外の方や関係者にネコギギ保護の取り組みを知っていただき、今後も取り組みを継続できるよう、ネコギギ保全シンポジウムを開催します。
「ネコギギの保護をとおして ふるさとの未来へつなぐ」と題して、長年、いなべ市のネコギギの調査・保全にかかわってきた研究者を中心に、市民のみなさんに向けてわかりやすく講演やパネル談議をします。
会場2階ロビーにおいてネコギギの保全に関わる学校、国・県の関係機関、水族館等によるポスター発表も行います。

【日程】
13時00分より<市民ホール広場前>
・ポスター発表 県内外の関係団体を予定
いなべ市立十社小学校, 三重県立水産高等学校, 滋賀県立琵琶湖博物館, 国土交通省 中部地方整備局 設楽ダム工事事務所,三重県桑名建設事務所, 三重県教育委員会, 亀山市, 鈴鹿高等学校自然科学部・鈴鹿中等学校科学部, 名古屋市東山動植物園, 碧南海浜水族館, 豊川市赤塚山公園, 美濃加茂市, いなべ市教育委員会

14時00分より<市民ホール>
・ 十社小学校 児童による学習発表
・ 基調講演 渡辺勝敏(京都大学)
・ パネル談議 コーディネーター 森 誠一(岐阜協立大学)
パネリスト 江戸謙顕(文化庁) 渡辺勝敏(京都大学)田代 喬(名古屋大学) 里中知之(元志摩マリンランド)

入場無料 定員200名
申込み  WEBにて申し込み受付中
申し込み締め切り日 令和5年10月27日(金曜日)

主催 いなべ市・いなべ市教育委員会
後援 三重県・三重県教育委員会

 

なお、シンポジウムの会場の藤原文化センターにおいて、10月28日から11月26日まで、藤原岳自然科学館特別企画展「ネコギギといなべの川にすむ魚たち」を開催しています。(詳しくは添付ファイル参照)

記者説明の有無

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会 自然学習室 [藤原文化センター]
電話:0594-46-8488 ファクス:0594-46-4312
〒511-0511 三重県いなべ市藤原町市場493番地1