子宮頸がんワクチンの接種について

ページ番号1009741  更新日 令和6年5月20日

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子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開されています。

子宮頸がんワクチンの接種について

令和4年4月1日から、子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開されました。対象は以下の年齢の女性となります。

12歳~16歳の女性(小学6年生から高校1年生相当)

※平成18・19年度生まれの方は、通常の接種対象の年齢を超えても、令和7年3月末まで接種できます。

接種スケジュール

子宮頸がんワクチン

ワクチンの種類
接種回数
2価ワクチン(サーバリックス) 1回目から1か月以上あけて2回目接種、1回目から6か月以上、かつ2回目から2か月半以上あけて3回目接種
4価ワクチン(ガーダシル) 1回目から2か月以上あけて2回目接種、1回目から6か月以上あけて3回目接種
9価ワクチン(シルガード9)

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:

1回目から6か月以上あけて2回目接種(合計2回)

9価ワクチン(シルガード9)

1回目の接種を15歳になってから受ける場合:

1回目から2か月以上あけて2回目接種

1回目から6か月以上あけて3回目接種(合計3回)

*9価ワクチン(シルガード)は、令和5年4月1日から定期予防接種の対象となりました。

キャッチアップ接種について

子宮頸がんワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより、公費での接種機会を逃した方に対しては、公平な接種機会を確保する観点から、令和7年3月31日までの間、接種の期間が設けられることになりました。対象の方には、令和4年4月に予診票を送付しています。

キャッチアップ対象者

いなべ市に住民登録があり、平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性

(注)過去に、子宮頸がんワクチンを3回接種されている方は対象外です。

実施期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

子宮頸がんについて

どんな病気?

子宮の入口(頸部)にできるがんで、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発症することがわかっています。

ワクチンの効果

子宮頸がん予防ワクチンは、HPV16型と18型による前がん病変の発生を防ぐことができます。4価ワクチンであれば、6型と11型の感染(尖圭コンジローマの発症)も防ぐことができます。9価ワクチンは、HPV16型と18型に加え、他の5種類の感染も防ぐことができます。

ワクチンの副反応

接種したところの痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。筋肉注射という方法の注射ですので、痛みが強いと感じる方もいます。痛みや緊張から迷走神経反射を起こし、ふらふらしたり、血圧低下のために倒れてしまうこともありますので、接種後30分くらいは医療機関で安静にした方が安心です。ワクチンの接種後、まれですが重い症状が起こることがあります。呼吸困難やじんましんなどの重いアレルギー症状、手足の力が入りにくい、頭痛、嘔吐、意識の低下などの神経系の症状です。ワクチンの接種時に気になる症状が現れたら、それ以降の接種はやめることも可能です。接種後に気になる症状が現れた場合、まずは医療機関や身近な大人に相談してください。

20歳になったら

子宮頸がん予防ワクチンで、子宮頸がんの発症を完全に防ぐことはできません。ワクチンを接種していても子宮頸がん検診は必要です。20歳になったら必ず検診を受けるようにしましょう。

 

子宮頸がん予防ワクチンの償還払いについて

子宮頸がんワクチンの接種について、積極的勧奨を差し控えていたことにより公費で接種できる機会を逃した方が、定期接種の期間を過ぎた後に自費で接種した場合、償還払い(払い戻し)を行います。

対象者

次のすべてに該当する方

(1)平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女子

(2)令和4年4月1日時点でいなべ市に住民票があること

(3)16歳となる日の属する年度の末日までに3回の定期接種を完了していないこと

(4)17歳となる日の属する年度の初日から令和3年度の末日までに日本国内の医療機関で2価ワクチン(サーバリックス)又は4価ワクチン(ガーダシル)の任意接種を受け、実費を負担したこと。

(5)償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を受けていないこと

※9価ワクチン(シルガード9)は、定期接種対象ワクチンではなかったため償還払いの対象外です。

助成額

医療機関で支払った接種費用

申請期間

令和7年3月31日まで

必要書類

(1)被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し
(申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの)

(2)ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書(様式第1号)

(3)実費を負担した事実、その額及び接種回数を証明できる領収書などの書類(原本)

(4)接種記録が確認できる母子健康手帳、予防接種済証、予診票の写し等

※接種記録が確認できる書類がない場合、ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書(様式第2号)を接種した医療機関で作成していただき、提出していただければ申請可能です。ただし、証明書作成にかかる文書料は助成対象になりません。

(5)振込希望先金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し

予診票について

令和5年4月から9価ワクチン(シルガード9)も公費接種となりましたが、予診票は当面の間既存のものを使用しますので、お手持ちのものをそのままお使いください。

また、予診票を紛失された方、いなべ市に転入された方で、予診票がお手元にない場合は母子健康手帳を持参の上母子保健課へお越しください。

いなべ市ホームページからの電子申請も可能です。下記フォームをご利用ください。

わからないことがあったら

厚生労働省 HPVワクチンに関するQ&Aも参考にしてください。

申請先

いなべ市役所母子保健課

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このページに関するお問い合わせ

健康こども部 母子保健課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7770 ファクス:0594-86-7864
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地