小中学生向けSDGs学習動画

ページ番号1009995  更新日 令和2年11月2日

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SDGs 小中学生向け学習動画

いなべ市のSDGsの取り組みを伝える小中学生向けの学習動画を制作しました。
Youtubeいなべ市公式チャンネルで公開中です。

 

動画のテーマ、タイトル、対象

子どもたちになじみ深いテーマで、SDGsを分かりやすく伝えます。

動画のテーマ・タイトル・対象一覧
  テーマ タイトル 対象
1 フェアトレード フェアトレードでいなべのまちづくりをしよう 小学6年生を主な対象とし、小学校高学年・中学校の社会の授業で活用できるものとする。また幅広い学年にも活用できるものとする。
2 三岐鉄道 三岐鉄道を冒険しよう~2つの始発・終着駅~ 小学3年生を主な対象とし、幅広い学年で活用できるものとする。
3 にぎわいの森 にぎわいの森、その先へ~いなべ市のまちづくり~ 小学3年生を主な対象とし、幅広い学年で活用できるものとする。

 

 

制作の様子

7月20日 テーマ1「フェアトレード」の撮影

 

令和元年、日本で6番目のフェアトレードタウンとなったいなべ市。

フェアトレードの取り組みは、飢餓・貧困など世界規模の課題解決と同時に、地産品消費の促進や地域の農家・商店との連携を進める、地域を元気にする活動でもあります。

実はいなべの子どもたちに身近なこの活動。地域の皆さんと一緒に紹介します。

SDGs学習動画撮影の様子

フェアトレード活動にも協力している藤原町の農家。水田の管理の様子を撮影しました。
おいしいいなべのお米が、価値に見合った適切な価格で取り引きされていることを伝えます。

 

 

SDGs学習動画撮影中の様子

SDGs学習動画撮影中の様子

地域の菓子製造所、カフェ、飲食店などでフェアトレード製品が取り扱われている様子です。
食べ物だけでなく、雑貨やアート作品もあります。

 

 

写真

市民活動団体「いなべフェアトレードタウン」の羽場会長にも、想いを伺いました。

 

SDGs学習動画撮影中の様子

SDGs学習動画撮影中の様子

藤原小学校6年生の給食の時間にお邪魔しました。

給食の食材は、フェアトレードのマークこそついていないものの、地域内を中心に公正な取り引きで仕入れたものばかりです。
子どもたちは残さないように、食べられる量だけをお皿に盛ります。
そして、元気いっぱいに「いただきます!」

みんなの笑顔のおかげで、子どもも大人も親しみやすい作品が生まれそうです!

 

 

 

8月2日 テーマ2「三岐鉄道」の撮影

 

三岐鉄道「三岐線」「北勢線」。
通勤通学などで利用される地域の大切な足ですが、乗ったことがない市内の小中学生も多いそうです。
鉄道は環境に優しく、交通弱者の強い味方でもある乗り物。また、三岐鉄道の車両、線路等の設備、駅などは歴史的に価値があるまちの財産です。

子どもたちが「乗車したい!」と思えるよう、この動画では、子どもだけでも楽しめる三岐鉄道の旅を紹介します。

 

 

SDGs学習動画撮影の様子

撮影に協力してくれたのは、三里小学校の児童3人。
3人とも三岐鉄道乗車も、鉄道に子どもだけで乗るのも初めてだそう。
北勢線の大泉駅に集合して、切符の購入シーンからスタート。
撮影は1回勝負。ドキドキが伝わってきましたが、見事に1度でOKが出ました。

 

 

電車の中から見る景色はとっても新鮮。小さな黄色い電車に揺られて、徐々に緊張が解けたよう。
細かい演技指導に対応する姿はプロの役者のようでした!

 

SDGs学習動画撮影の様子

終点の阿下喜駅で下車し、軽便鉄道博物館に立ち寄りました。撮影日は閉館中でしたが、特別に開館していただきました!

 

SDGs学習動画撮影の様子

伊勢治田駅から三岐線に乗り換え。三岐線は土日に、自転車を持ち込んで乗車できます。
市の公共交通担当の職員が、自前のミニベロでサイクリスト役に!

終点の西藤原駅で下車。一人一人が感想を話し、撮影が終了しました。

 

SDGs学習動画撮影の様子

SDGs学習動画撮影の様子

SDGs学習動画撮影の様子

黄色い電車の小さな旅、3人はとっても楽しかったそう。
3人からの「みんなも三岐鉄道に乗ってね」のメッセージ、完成した動画で同世代の子どもたちに伝えていきますね!

この日は丹生川駅で貨物鉄道博物館が開館日で、撮影にご協力いただきました。
三岐鉄道株式会社はじめ、たくさんの地域の方の協力で実現した作品です。仕上がりを楽しみにお待ちください。

 

 

8月6日 テーマ3「にぎわいの森」の撮影

 

いなべの新たな市民活躍の拠点「にぎわいの森」。

地域の魅力発信、農・食・アートに携わる人を応援する場であり、小中学生の皆さんがまちづくりの主役になれる場でもあります。

にぎわいの森ではどんなことをしているのでしょうか。
そこからどんなものがまちに生まれるのでしょうか。

にぎわいの森から始まる、「オシャレでかっこいい」いなべのまちづくりを紹介します。

SDGs学習動画撮影の様子

市担当者がにぎわいの森の案内をします。

 

SDGs学習動画撮影の様子

SDGs学習動画撮影の様子

にぎわいの森にある店舗の紹介です。
地域の人が働く姿、市内産品を活用した商品などの撮影を行いました。

 

SDGs学習動画撮影の様子

「食肉加工屋 FUCHITEI」のシェフからは、いなべでの暮らしや仕事について伺いました。

SDGs学習動画撮影の様子

たまたまこの日出店していた市内のオーガニック飲料・菓子製造販売の
「フレイトレシピ」にも急遽出演していただきました。

にぎわいの森の役割のひとつは、訪れた人に森の外に目を向けてもらうこと。

森の外のまちづくりスポットで代表的なものとして、桐林館があります。
国の有形登録文化財で、とても雰囲気のある建物はたくさんのイベントで活用されています。
施設内でオープン間近の筆談カフェの協力もいただき撮影を進めました。

SDGs学習動画撮影の様子

自然を活かしながら、いなべの魅力を磨き上げるまちづくり拠点。
歴史を残しつつ、新たな発想で多くの人を惹きつける文化財。
それぞれの役割やいなべならではまちづくりの考え方などは、
後日ナレーション収録でしっかりと肉付けしていきます。

 

 

8月28日 いなべ総合学園高等学校でナレーション収録

撮影と大まかな編集が終わった後、ナレーション収録を行いました。

この日はテーマ1「フェアトレード」、テーマ2「三岐鉄道」の2本を収録。
ナレーターは、いなべ総合学園高等学校の放送部の2人です。
2人は本番前に何度も台本を読みなおし、緊張した表情を見せていました。

 

SDGs学習動画撮影の様子

SDGs学習動画撮影の様子

フェアトレードの担当は1年生の堀田空さん。
部活動を始めて間もないながらも、細かい言い回しの変更にもすぐに対応し
堂々と語っていただきました!

 

SDGs学習動画撮影の様子

三岐鉄道の担当は3年生の三浦藍さん。
この夏引退予定で、部活動の集大成として参加していただきました。
明るく澄み、落ち着きもある素敵な声です!

2人とも、ほとんどミスなくすらすらと読むだけでなく、
「子どもにも分かりやすく」との配慮で、ゆっくりはっきり読んでいただきました。

 

SDGs学習動画撮影の様子

他の部員の皆さん。
普段から音響機材を使いこなしながら、アナウンス、ナレーション、作品づくりなどをしています。
皆さんの力を貸していただきました!

SDGs学習動画撮影の様子

最後はみんなで記念撮影。
顧問の先生方にもお世話になり、素晴らしいナレーションを作成することができました!


このあと2本の動画の最終編集作業に入ります。

9月13日 スタジオでナレーション収録

動画制作もいよいよ最終段階。テーマ3「にぎわいの森」のナレーション収録を行いました。

ナレーターは市内の小学生、佐藤奏斗くん。
森のいきいきとした様子、パンケーキなどのおいしさを、たっぷり気持ちを込めて表現しました。
同じ年ごろの子どもの案内で、児童・生徒も親しみを持って見ることができるのではないでしょうか。
 

写真

地域の皆さん、高校生、子どもたち、多くの人の協力でいなべSDGsの活動を紹介しました。
出来上がった作品をぜひご覧ください!

このページに関するお問い合わせ

企画部 政策課[いなべ市役所]
電話:0594-86-7741 ファクス:0594-86-7858
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地