いなべ市立笠間保育園の仮設園舎について
令和4年5月11日(水曜)深夜、いなべ市立笠間保育園で発生した火災(出火原因不明)により、園舎が焼失しました。住民のみなさまには、多大なご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません。
笠間保育園は、令和5年3月13日(月曜)から、仮設園舎での保育を再開しています。1日も早く復興できるよう取り組んでまいりますので、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
保育方法、仮設園舎建設までの経緯
第1段階 令和4年5月12日(木曜)から21日(土曜)まで
休園とし、希望者のみ受入れ可能な市内の他の保育園1園で受け入れ対応。
第2段階 令和4年5月23日(月曜)から令和5年3月11日(土曜)まで
園児全員をクラス単位で市内の他の保育園6園の空き部屋、遊戯室等で受け入れました。受け入れ先では、できるだけ笠間保育園の保育士が笠間保育園の園児の保育を行いました。
※いままでと同じ友達、同じ担任と過ごすことで、一日も早く、園児が安心し、心の安定をさせてあげたいと考えました。泣いたり、登園をぐずったり、いろいろな形で子どもの気持ちが出てくるため、保育士がしっかり子どもとスキンシップを取りながら、いつものリズムでできるよう、保護者の相談に乗りながら、子どもに寄り添いながら保育を実施しました。
第3段階 令和5年3月13日(月曜)から数年間
笠間保育園の跡地に整備した仮設園舎で保育を実施します。(3月1日時点の園児数129名)
※仮設園舎は、市が保有する複数の空き施設を検討しましたが、耐震、空調、調理、衛生設備が整っていなかったり、敷地面積が狭かったり、電気設備の納入目途が立たないなど、多くの課題がありました。このため、完成までの早さ、完成後の保育環境の保障を考慮し、笠間保育園の跡地を最適な場所と判断しました。
※令和4年10月までに旧園舎の解体、廃棄物搬出が完了し、11月から仮設園舎の建設を始め、令和5年3月に完成しました。
※1日も早い保育再開を実現するため、再開前の1週間を希望保育(休める方には休みをお願いする)とし、担任を中心に部屋づくりを行いました。内覧会等は実施せず、保護者の方には、お迎えの時間等を活用して見学いただきます。
第4段階 時期未定
新園舎を建設(場所はいなべ市役所旧大安庁舎周辺で調整中)
新園舎の建設については、野外体験保育のできる自然豊かな場所、車での送迎が便利な場所、できれば民家から離れている場所で調整中です。
仮設園舎について
- 場所
- 焼失した園舎と同じ場所
- 面積
- 約1300平方メートル
- 部屋
- 保育室8室の他、遊戯室、職員室、倉庫、調理室等を備えています。職員室、更衣室等、職員が使用する部分は必要最小限の広さとし、予算・工期をなるべく縮小できるようにするとともに、できる限り旧園舎のクラス配置に合わせることで、園児の安心感を高めるだけでなく、職員の動線を確保しやすいよう配慮しました。
- 構造
- 鉄骨平屋建のプレハブ園舎
- 費用
- 3年間の賃貸借契約で、設置費、解体費を含めて312,389,000円(令和5年3月8日時点)
寄附金について
令和5年3月8日時点で、600件、18,803,711円の寄付申出をいただきました。本当にありがとうございます。
引続き、笠間保育園の復興のため、寄付金をいただける方は、以下のリンクからお願いします。
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このページに関するお問い合わせ
健康こども部 保育課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7823 ファクス:0594-86-7864
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地