いなべFM第39回 令和4年9月9日:「認知症」

ページ番号1012375  更新日 令和4年9月20日

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9月はアルツハイマー月間です。三重北医療センターいなべ総合病院 認知症認定看護師 川杉洋子さんへのインタビューです。

「おかしいな・・・」と思ったらかかりつけ医に相談しましょう!

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(川杉洋子さん)

認知症は「病気により正常な脳の働きが徐々に低下し、生活に支障が出ること。」を言います。原因となる病気は70種類以上あります。

「認知症と言われたくない。」「認知症になったらどうしよう。」という不安がありますが原因の早期発見が、治療や進行を遅らすことに繋がります。例えばビタミン不足、甲状腺機能の異常や脳腫瘍などの原因が判定すれば、それらの病気を治療すれば認知機能が改善します。認知症の中で一番多いのは、「アルツハイマー型認知症」です。これは脳に異常な蛋白物質が溜まり、物忘れなどの症状がでる進行性の病気です。認知機能の低下を防ぐには、適度な運動、趣味、会話や交流会への参加など本人にとって心地よい生活をすることです。

「おかしいな」と思ったら、物忘れ外来や神経内科などの専門診療科の受診をお薦めいたします。いなべ総合病院では、毎週水曜日に、山脇医師による物忘れ外来、火曜日と木曜日に神経内科の家田医師による診察があります。今までの病気や治療薬の内容も、認知症と関係することがありますので、受診する前には、かかりつけ医に紹介状をお願いしてください。

物忘れ外来では、まずご本人さんとご家族さんからお話を聞きます。このお話がとても重要となるため、ご本人の生活の様子をよく知っている方が同席されることをお薦めします。そして、必要に応じて、認知機能検査や血液検査、画像検査を行います。検査は予約制ですので、検査受診と検査結果診察など複数回の受診となります。

私は現在、病院にある訪問看護ステーションに在籍し、認知症の方への訪問看護も行っています。内服が出来ているか、生活ができているか、本人・家族に困りごとはないかなどを観察し、病状や介護の方法を説明するとともに、頑張りすぎないことなどをご家族の方へ説明しています。

かかりつけ医やケアマネジャー、デイサービス、ヘルパーなど、多職種で連携し、認知症になっても安心して暮らせる地域となるように、今後も活動していきたいと思っています。

まとめ

認知症の治療は原因となっている病気によって異なります。物を覚えられない、今までできていたことができない、怒りっぽくなるなど、認知症の初期症状などの心配なことがありましたら、まず、かかりつけ医にご相談ください。認知症の方とその家族を支えるサービスには、訪問看護や認知症対応型のデイサービス、認知症カフェなどがあります。ひとりで悩みをかかえることのないように、まずは相談をしていただきたいと思います。

認知症に関するご相談は高齢者総合相談窓口

地域包括支援センター電話0594-86-7818まで

※インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。

このページに関するお問い合わせ

福祉部 長寿福祉課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7819 ファクス:0594-86-7865
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地
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