いなべFM第35回 令和4年7月8日 「救急搬送」について

ページ番号1012254  更新日 令和4年7月14日

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いなべ市内にはいなべ消防署(大安町)・いなべ消防署北分署(北勢町)の2ヶ所の消防署が存在し、日夜、市民の方の生命と財産の固持に尽力いただいております。今回は桑名市消防本部消防救急課の井戸毅さんに、救急隊のお仕事やいなべ地域の救急搬送の現状についてお話をお聞きしました。

救急車の適正利用にご協力を!

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(井戸毅さん)

救急隊は急病、災害や事故による傷病者のうち、緊急に治療が必要な方を、治療可能な病院に搬送することが主な仕事になり、時には病院の依頼で他の病院への搬送も行います。搬送中は、必要な応急処置や救命処置をすることも重要な仕事です。令和3年度のいなべ市内の救急車出場件数は1568件で、救急車出動平均件数は約4.3件/日です。搬送者1462名のうち、735名(全体の約50%)の方が70歳以上の高齢者です。

いなべ市内には大安町と北勢町に1台ずつ計2台の救急車を配置していますが、この2台が出場すると、次の要請には東員や桑名から救急車が来ることになります。必要な方をより早く搬送するため、消防では以前から救急車の適正利用をお願いしています。適正利用とは、緊急性が低く、ご自身で病院へ行くことができる場合は、救急車以外の交通機関等で受診をしていただくということです。しかし、救急車を呼ぶ判断は、難しいと感じる方も多いと思います。たとえば、急に胸が痛くなったり、急にろれつが回らなくなった、交通事故で強い衝撃を受けたときなどは、ためらわず119番通報してください。救急車を呼ぶか否かの判断に活用できるツールとしては、総務省消防庁の全国版救急受診アプリ「Q助」(※1)があります。これは症状を選択していくと、緊急度を判断して、必要な対応が表示されます。他にも、みえ子ども医療ダイヤル「♯8000」(※2)では、子供の病気や事故について専門相談員に相談できます。また、「医療ネットみえ」(※3)や「三重県救急医療情報センターコールセンター」(※4)では医療機関を案内してもらえますので、ご利用いただければと思います。

※1~※4は、下段「リンク先」をご覧ください。

救急搬送を予防する「予防救急」

皆さまは、「予防救急」をご存知でしょうか?予防救急とは、日頃のちょっとした心がけで、救急車を呼ぶことがないよう事前に対策をすることを言います。例えば、子供が飲み込みそうなものは片付けておく、転倒の原因になる段差や滑りやすいものをなくす、これからの暑い時期にはエアコンの適切な使用や水分摂取などに気をつけるといった対応です。救急車を利用する時は、誰かがつらい思いをしている場合がほとんどです。皆さんと協力してそういった状況を減らしていきたいと考えています。

まとめ

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救急車の出動件数は全国的に急増しているのが現状のようです。救急車を要請した人の約半数が救急搬送の必要のない軽症者だったということも言われています。

救急車の適正利用に心掛けるとともに、予防救急を意識して生活いただければと思います。

※インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。

 

 

リンク先

(※1)総務省消防庁の全国版救急受診アプリ「Q助」

https://www.fdma.go.jp/relocation/neuter/topics/filedList9_6/kyukyu_app/kyukyu_app_web/index.html

(※2)みえ子ども医療ダイヤル「♯8000」

https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000960556.pdf

(※3)「医療ネットみえ」

https://www.qq.pref.mie.lg.jp/qq24/qqport/kenmintop/

(※4)三重県救急医療情報センターコールセンター(電話:059-229-1199)

診療が受けられる医療機関を24時間365日案内しています

このページに関するお問い合わせ

福祉部 長寿福祉課 [いなべ市役所]
電話:0594-86-7819 ファクス:0594-86-7865
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地
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