いなべFM第26回 令和4年2月11日「特別養護老人ホーム」

ページ番号1011867  更新日 令和4年2月25日

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対面写真

特別養護老人ホームは略して「特養」と呼ばれ、市内には4か所(※)あります。入所基準は要介護3以上の認定を受けた高齢者で、居住費・食費・日常生活費などの実費は自己負担となりますが、1割から3割の自己負担で介護保険のサービスを受けることができます。「特養」は入所施設サービスの中でも比較的費用が安いことが特徴で、介護職員、看護師、機能訓練指導員といった専門職員の方がやさしく応対してくれます。特別養護老人ホーム 翠明院 施設長 長屋眞巖(ながや しんがん)さんへのインタビューです。

“翠(みどり)の中で明るく暮らす”特別養護老人ホーム 翠明院

長屋さん写真
(長屋眞巖さん)

特養翠明院は昭和56年11月に開設し、今年で40年になります。施設名に「翠」(みどり)に「明」るくとあるとおり、みどりの中で明るく暮らすという意味があります。周囲の環境は緑が多くとても景色がよく、空気もきれいなところです。

数十年前、私の父親(70代前半)と同じ年齢の方Aさんが入所されました。私の父親は家で好きなものを食べて、好きなときに好きなことをしていましたが、Aさんは、半身麻痺で車椅子生活でした。父親とAさんは同じ年でありながら、生活が全然違うといった印象をもち、利用者の方が最後に「介護してもらってよかった」と言ってもらえるような施設にしたいと思いました。特養利用の方は、施設の中で制限ある生活となりますが、Aさんに夢を聞いてみましたところ、「パチンコにいきたい」ということでした。少しでも楽しい余生が過ごせないかと、職員みんなで話し合い、Aさんの夢を叶えるため行動しました。事前に職員がパチンコ店に行き、車椅子でも座れるようにお店の方にお願いし、Aさんのパチンコが実現しました。20分ほどの時間でしたが、Aさんは本当に嬉しそうでした。そんな風に、翠明院では利用者の方の「夢を育む企画」に取り組んでいます。利用者の方の夢は、「美味しいウナギが食べたい。」「お墓参りに行きたい。」「映画が見たい。」「温泉に行きたい。」など、私たちにとっては、ごくありふれた日常の出来事であることを望まれます。日常私たちが普通にできていること、日常にこそ「幸せ」があるのだと感じています。

まとめ

入所施設だと「ちょっとしたことも叶わない。」と思われがちですが、翠明院さんでは、利用者さんの「夢」を「できる範囲内で、お手伝いする。」取り組みをされており、心が温まりました。そんな素敵な特養に入所することも、一つの選択肢としてみては、いかがでしょうか。

※「4か所」の内訳

区分 箇所 床数 備考
特別養護老人ホーム 2か所 110床  
地域密着型特別養護老人ホーム 2か所 29床 いなべ市民のみ入所可

※インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。

このページに関するお問い合わせ

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電話:0594-86-7819 ファクス:0594-86-7865
〒511-0498 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地
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