ふるさと納税返礼品提供事業者インタビュー vol.9 いちご園ニコニコファーム


ページ番号1010360  更新日 令和3年2月1日


vol.9 いちご園ニコニコファーム

[画像]イチゴ(238.7KB)

白い花と鮮やかな緑の葉。黄緑から真っ赤に熟していくイチゴ。
収穫時期の畝を眺めると、色とりどりの宝石に囲まれているようです。

ここは大安町丹生川久下のいちご園ニコニコファーム。12棟のビニールハウスで、「章姫」「紅ほっぺ」品種のイチゴを栽培・販売しています。今回は、同社代表の新山英洋さんにお話を伺いました。

 

[画像]新山英洋さん(311.4KB)

いちご園ニコニコファームのイチゴは、粒が大きく形が整っています。

ふるさと納税の返礼品となっているものは、わずかな数量しか採れない特に大きなLLサイズ。なんと7cmほどの大ささで、いちご用のケースには入らずいちじく用のものでお届けしています。

[画像]イチゴ(353.4KB)

「いなべの寒冷な気候に合わせて、時間をかけて育てています」と話す新山さん。
LLサイズに限らず、花が咲いてから季節や気候に応じ30日から50日後に収穫しています。摘花をし、ひとつの花に栄養を集中させることもポイント。
一つ一つゆっくりじっくり育ったぶん、味が乗るだけでなく、実が大きくなります。
また、形が崩れやすい人口受粉ではなく、ミツバチによる受粉をすることで美しい円錐形に生長します。

[画像]ハウス(294.6KB)

栽培は、機械による自動化と、手作業を組み合わせています。
水やりや、窓・カーテンの開閉による温度管理などは自動で、摘花・収穫・古い葉を除く作業などは人の手で行っています。

また、露地ではなく、高い位置に畝をつくる高設栽培を採用。手作業でも腰を曲げる必要がなく作業者の負担が少なそう。畝が1列ごとに独立しているため、イチゴの病害を防ぐことにも効果があります。
「薬の使用が減り、お客様には安心安全ないちごを提供でき、スタッフは安心安全な環境で働けます。リスクの少ない栽培です」と、新山さんはその利点を話します。

[画像]作業中の従業員(359.5KB)[画像]畝(292.4KB)

この施設では、1月から5月にイチゴ狩りも行っています。
「地元のお客様が多いですが、名古屋圏、京都、大阪からいらっしゃる方もいます」
新山さんは、「せっかく市外から来てもらったので」と、お昼を食べるところを聞かれると地元のお店を紹介しているそう。地域とのつながりが強く、ほかにも市内の洋菓子店ではニコニコファームのイチゴを使ったケーキを「王様ショート」として販売していたり、飲食店からはイチゴの食べ方の提案を受けたりしています。
「『イチゴに生ハムを乗せて、オリーブオイルとペッパーをかけて食べるとおいしい』と教えてもらって、実際にしてみたら本当においしい!」と、とっておきのレシピとの出会いも。

[画像]収穫作業をする従業員(369.7KB)[画像]イチゴ(381.2KB)

最後に、ふるさと納税の寄附者の皆さんへメッセージをいただきました。

「イチゴを通して、『いなべってどんなところか』『行ってみたい』と思ってもらえるとありがたいです。顔は見えませんが、リピーターがいたり、贈答用に選んでいただいたりもしています。自分たちのイチゴが認められ、皆さんに喜んでもらえたら嬉しいです」

いなべの風土のなか、生産者の知恵と工夫が育み、地域に愛され続けるイチゴ。
春の息吹を感じる鮮やかな彩りを、ぜひ手に取ってみませんか?

※季節商品のため、時期により返礼品受付期間外となっている場合があります。

 

【撮影場所】
いちご園ニコニコファーム
電話:0594-78-1505
【撮影ご協力】
いちご農園ニコニコファーム
【インタビュー及び撮影】
いなべ市役所企画部政策課


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