いなべFM第65回 令和5年10月13日 「薬剤師の役割」


ページ番号1013405  更新日 令和5年10月17日


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10月は、「薬と健康の強化月間」です。今回は、薬剤師の役割の中の1つ、処方されたお薬のアフターフォローについてアイン薬局 いなべ店 薬剤師 中嶋 良充さんへのインタビューです。

安心安全な薬物治療に繋がるお薬のアフターフォロー!

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アイン薬局いなべ店はいなべ総合病院の敷地内にあります。去年の6月に開局し、約1年になります。地域のかかりつけ薬局として、地域医療、在宅医療に力を入れて頑張っています。今回は、お薬のアフターフォローについてお話します。薬はそれぞれ特性があります。早いものは30分で効果がでる薬や、効果が出るのに大体1〜2週間ぐらいかかるものもあります。副作用も同様に、出るまでの日数はそれぞれ違います。薬剤師はお薬をお渡しした後、どれぐらいで効果が出るか、副作用が出ているかどうか、ということを予測しながらフォローしています。フォロー方法としては、患者さまのご自宅にお伺いして対面で、効果は出ているのか、副作用が出ていないかということなどをチェックします。そして副作用や問題となる事象が出ている場合は、薬を処方された医師に報告します。その他のアフターフォローの方法としては、電話やメールで確認をしています。アフターフォローは、事前に患者さまの了承を得たうえで実施しています。

アフターフォローで得た情報は、薬局で薬剤師のカルテに情報として保管させてもらっています。次回、患者さまがまた来られたときに、服薬指導につなげられるように、継続的にフォローできるようにしています。

薬に関することや不安な点があれば、地域のかかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師に是非相談いただければと思います。こういった相談ができるような、かかりつけの薬剤師を普段から持つことをお勧めします。

まとめ

服薬情報を一元化して、継続してフォローできるように、どこの医療機関にかかったとしてもできれば、薬局は同じ薬局に処方箋をだすことがよいことだと思います。かかりつけ医を持つことと同じように、かかりつけ薬局を持つということも大切なことではないかと思います。

※インタビューの内容は趣旨を変えない程度に編集しています。


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